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子育てが辛い!イライラが止まらない!その原因は私のせいじゃなかった⁉

私がセラピーを受けるきっかけは、子供の事でした。もともと通っていたカウンセリングで行き詰まりを感じていた時に先生を紹介され、今に至ります。

思えば妊娠した時から、急激な体の変化に心はついていかず、予想外の違和感、不安感があり、それは出産したことでますます強くなりました。だから、妊娠中からそれを払拭したくて、ネットや育児雑誌、病院から配られる冊子を読み漁りました。でも、安心するどころか書いてあることは様々で、どれもピンと来ず不安は増すばかりでした。

さらに子供を育てる中で感じる不安感は、子供の成長と共に膨らみ、健診での個別相談や児童館など、アドバイスを頂ける場所では積極的に質問していました。でも、納得できる答えはなかなか得られず、周囲からは「気にし過ぎ」「母親なら最初は誰でも戸惑うもの」など、曖昧な言葉で片づけられてしまいました。



そのうち私が本当に知りたいのは育児法よりも前に、そもそもなぜ目の前にいる子供に対して素直に対応できないのか、苦しくなってしまうのかという、自分自身のことだと気付きました。

そこからは、カウンセリングのような場所を探しては通い、また探しの日々の繰り返しでした。そして、何件目かのカウンセリングの場所で諦めかけていた時、先生を紹介されました。
そこで初めて、私が感じていた全ての原因は、自分の母親との母子関係の葛藤であることが分かりました。そうとは知らず、ずっと自分を責め続けていました。

「母」という存在に呪縛され、世間的な母性像もまた気付かない内に自分を追い込み、苦しみ、焦っていました。原因不明の湧き上がるイライラを抑え切れず、目の前の我が子にヒステリックに対応し、自己嫌悪に苛まれながら寝顔に謝った夜は数え切れないほどでした。

先生の所に通い始めてからは、これまで信じていた方法が間違っていたこと。その修正、改善と、定着するまで泣きながら過ごした日もありました。だけど、堂々巡りだった以前とは違い、確実に少しずつ前に進んでいる手応えを得られるようになりました。



先生の指示の中で、オールOKというのがあります。
世間的に見たら甘やかしと誤解されますが、実際は「甘え」の体験、「満足」の貯金です。当時は、甘えと甘やかすの違いすら認識していなかったことに愕然としました。

子供時代にどれだけその体験と貯金ができるか。大切なことはとてもシンプルなことでした。学び始めた今ならそう思えるけど、やはり自分がされてきてない事をするのは、想像以上に苦しく、頭では理解していても実行できず落ち込む時もあります。

子供の育児法は幾らでも探す場所があるけど、それに携わる母親たちの心理や葛藤はいつも置き去りにされています。
子供を授かった瞬間から「母親」という枠に強制的に押し込められ、周囲の視線に監視され、当然のように無償の愛を与える母性を期待されます。

そんなものはもともと備わっているものではく、健全な母子関係の母との交流の中で培うものだったのに、そんなことも知らずに産んでしまった。無知こそ怖いものはないと痛感しています。



セラピーでの分析は、自分の養育史と向き合うのでとても辛いです。母親や父親、家庭環境を憎んだけど、分析が進み講座も出席するようになると少しずつ客観的な視点を持てるようになりました。

あんなに憎んだ親もまた、子供時代があったこと。そして、その葛藤を抱えながら私を産み、育てていたこと。もしかしたら、私以上に苦しみもがいていたかもしれないと。だからといって、親を許せた訳ではないし、自分の子供に対しても許してもらえると思っている訳ではないけど、そう思えるようになった自分がいます。

私は少しずつ子供と穏やかな時間を過ごせるようになりました。それなりに問題は起きるけど、その度に分析を通して子供に教わりながら共に成長していきたいと思います。



最後に、一人の人間を育てることがどれだけ大変な事か、どれだけ尊い事か。その為に、母親に対してどれだけのサポートが必要か、世間は全くの無知です。

どうか世の中のお母さんたちが心穏やかに子供と接することができるよう、お母さんを取り巻く環境が整いますように。

そして子供の有無に関係無く、親の存在に囚われている人が子供時代を終わらせて、一日でも早く自分の人生を歩めるように、セラピーや講座がきっかけになればと願っています。
(クライエント S)

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