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子供に「心ってなに?」と聞かれたときにどう答えるか

小学1年生の少女に「こころって なに?」 「こころはどこにあるの?」と質問を受けました。
子供の「なぜ?」に、どう答えていいか悩む方も多いのではないでしょうか。

好奇心旺盛で純粋な子供たちは、さまざまな質問を投げかけてきます。質問を連発されたり、答えに窮する内容だったり、子どもたちの質問攻撃に困ってしまうこともあるのではないでしょうか。

ここでは、心理学の視点から「心」について、どのように答えたらいいのか。また、子供たちの質問に答えるときの注意点を紹介します。

目次

子どもの質問に心理学の視点から、わかりやすく回答

こころってなに? 

心はシャボン玉に譬えることができます。シャボン玉は一瞬も止まっていないダイナミズム、心も同じです。様々な対象(人、物、事)に対して、次から次へと展開して作りだし、心は形成してすぐ消えます。
ストローで息を吹きこむように、心は言葉にすると生まれて形になります。しかし、思っているだけでは形にならず、心は生まれません。
心は言葉で言った通りになると、シャボン玉のようにパチンとすぐ消えて、そしてまた言葉を発すると生まれて消えます。生まれては消え生まれは消え、その時その場所で生まれて消えるものです。



例えばお母さんと手を繋ぎたいと思ったとき、「手を繋いで」と言葉で言うと、お母さんと手を繋ぎたい心が生まれて形ができます。そして、お母さんが「はい」と手を繋いでくれたとき、その心はしたいことができたので消えてなくなります。満足して嬉しいとか楽しいとかそのときに思った気持ち(感情)だけが残ります。

心はどこにあるの?

私とあなたの間で言葉を発したとき関係ができて、心は二人の間にあります。あなたとは私以外のことです。
先ほどの例でいうと、お母さんと手を 繋ぎたいと言ったときのお母さんのことです。そのとき、お母さんと私の間に心があります。ジュースを飲みたいと言ったとき、ジュースと私の間に心があります。お人形で遊びたいと言ったとき、私とお人形の間に心があります。明日学校楽しみだなだと言ったとき、学校と私の間に心があります。
私と色々な物や人、事(学校や遊び)との間に心は生まれてそこにあります。

どうして人や物や遊びの間に心があるの?

人や物、遊び(事)などは、言葉を発するからです。
人や物、遊び(事)などは、自分と関係があり繋がっているからです。

すべての人や物を目の前にしたとき、心ができるわけではありません。したいことも、あるわけではありません。
自分の目が向くもの、目に留まったもの、気になったものは言葉を発しています。その言葉を聞いて心が生まれます。
言葉とは、先ほどのお母さんの例でいうと「お母さん」という言語です。お母さんという言語がお母さんを彷彿させて「手を繋ぎたい」いう心が生まれます。

どうして物や学校、遊び(事)は言葉を話せないのに、言葉を発するの?
物には名前があるからです。
物の名前を知って自分の中に登録したとき、名前は言葉となり発しています。
名前がないと指し示すことができないので、お母さんを見ても、声を聴いても、お母さんと認識できないために心は生まれません。

まとめと、子どもの質問に答えるとき気を付けたい7つのこと


心とは対象(人、物、事)を自分の中に登録したとき、直面した対象に対して次から次へと生まれ展開し形成して、すぐ消えるものです。生まれた心は私です。私と対象がいる二者の間に心はあります。その場その場に心は生まれ、生まれた心の通りになると消えて満足になります。
すると次々と生まれた心は満足となり、私=満足になります。心は私を形成する一つ一つです。

子供たちの質問に答えるときの注意点
1.短く明快に答える。
2.子供の質問は褒める。
3.子供の発見は素晴らしいと認識する。
4.質問は否定しない。
5.答えに困ったからと、誤魔化さない、適当に答えない。
6.不意を突かれた質問に怒らない、無視しない。子供は単純に疑問を聞いただけ。
7.わからない質問は一緒に調べる。

クライエント様からどう答えたらいいのでしょうと、質問を受けることがあります。
お母さんも忙しくてつい「わからない」、「後で」、「変なこと聞かないの」、「先生に聞きなさい」、「大人になったらわかる」などなど、言ってしまったことはないですか?
子供の質問に答えるのは大変です。

しかし子供の質問は、質問→興味→好奇心→探求心へと成長していく、とても大切な「なぜ?」です。
わからないことを、お母さんと一緒に調べると調べ方を知るので、後に自発的に自分で調べるようになります。
子供たちの質問を探求心へと成長できるように答えたいですね。

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