Client Voice 2025

目次
- ○ 【6月】70代 女性
- ○ 【5月】50代 女性
- ○ 【4月】70代 女性
【6月】70代 女性
率直な今の気持ち
70代前半にパートに出る決意をして、2年と3カ月になりました。最初はドキドキで、続けていけるか、不安でいっぱいでした。
先生から「言われた通りにすればいいんだよ、ロボットになれば良い」と教えていただき無我夢中で働かせていただきました。しかしどこかで「ねばならない!こうすべきだ!」を相変わらずやってしまっている。そして疲労が溜まってしまっている自分に気づきました。
レクチャーの中で「すべての事に意味とか、価値をつけるのではなく、それに対応する。対応能力は絶対に固定観念を持たないフレキシブルな対応」と言っていました。
ほんとうに柔軟な対応など、できていませんでしたので、これは意識して、職場だけでなく、どんな場面でも必要であることに気づかされました。自分で知らぬ間に造っていた檻から一歩抜けだせて、肩の力も抜けて、とても楽になりました。
ほんとうに、これからなんだ!
「70代は、青春を生きる」ともおっしゃっていた先生、年齢をわすれて、前へ前へ進んで生きたいと思いました。
【5月】50代 女性
3月のミュージックセラピーのテーマは『3、山、燦』。曲目の説明の後、部屋が暗くなり音楽が流れ始める。どういう心持ちで聴けばいいかわからず、周りを見た。先生は目を閉じて、ゆったりとした姿勢で聴いている。
私も目を閉じてみた。音が近くて、きれい。視覚が遮断され聴覚だけになるからだろう。数メートル先でピアノが演奏されているような感じがする。身体の力を抜き、音楽を聴いてみた。
3曲目の最初で音が途切れた。一時中断したが無事に再開。こんなことは初めてだという。先生はそれさえも分析してしまう。全く無駄がない。
私は今回のテーマの3という数字に惹かれて、ミュージックセラピーに申し込んだ。自分のテーマと音楽のテーマの一致は何をもたらすのか興味があった。そして、全身に響くバイブレーションを体感できた。思った以上に威力のあるセラピーだった。
【4月】70代 女性
先生との出会いは33年前になります。
夫との関係で、訳の分からない不信・不安・孤独感の中で子育てをしていた最中でした。
「思っていることを言えば良いんだよ」と嫉妬心を伝えてもいいんだ と教わりました。言ってはいけないと思っていたので、恐る恐るの実践でした。そして、電車通勤の夫を "朝、駅迄送る” という提案でした。
「良いお天気ねー」そんな会話さえ苦手な二人でしたが、いつの間にかバカみたいな会話ができるようになっていました。「グチを聞いてくれたので乗り越えられたよ」と定年迄続いた最後の日に言われました。
その後もいろいろありますが自分を知る学びは、悩みの原因が分かり、対処法を教わり、実践し、その結果、安心と幸せの境地に至るのだと思いました。