「生きるとは何かを問いかけている人へ」 格言-160

『命を懸けて守りたい人に出会えたことこそ人生最高の幸運である』
人は生きている意味と理由を、幸せに生きるとしているが、そもそも幸せとは何か。健康で豊かな、快適な生活を長生きして謳歌することが、幸せな人生といえるのだろうか。
確かに豊かに楽に愉しい人生を過ごせることは、誰もが願うことであるがそれだけで人は、満足のいく人生を送ったと言えるだろうか。それはcomfortでしかない。それに美、感動も悦びもない。唯の安楽な時の流れがあるだけで、意味はない。
平凡に恙無い人生を送った処で、それは何もして来なかったことの証左でしかない。
僅かでもチャレンジングな人生を目指したなら、幾何かの変化と苦難の経験をするだろう。安心・安全に生きることが人の幸せではなく、何かに向かって生きたかが、人生の価値を決める。
中でも自己を超えて他者のために生きられた人生こそ、最高である。