徒然草-読者感想

『本作品は、精神分析の分野に携わる著者の「ある日」を描いた好エッセイ集である。
著者も述べている通り精神分析の分野が日本の社会で認知されてまだ時が浅い。著者はその先駆けとして今まで活躍されてきたが、そのような人だと、どちらかというと理系の「とんがった人」というイメージを描く人もいるかもしれない。
しかし、現実には、著者は豊かな粋人であり、心のケアを行う人はこんなに文化的に豊かな人物なのだということがわかるだけでも、この作品を上梓する意義があると言えるだろう』
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