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セラピストの格言-36

『天才を知るのは、天才のみである


天才の思考を理解できるのは、その思考と同等の、もしくはそれ以上の能力がなければ、到底天才の語る意味は理解しようがない。
決して凡夫には判る筈がない。唯、凡夫は天才の語りをきくのみである。

故に天才は誰にも理解されない孤高の人であり、孤独にして、伝わらず、理解されなかった絶望の裡に死んでいく。なのに、それが判っていながら、天才や聖者達は生き続けたのか。
それは恐らく、生きている間に我が意を理解する次の世代の人を待っていたのだ。しかしその想いの寿命は2000年である。

その間、悟った真理=宇宙の法則が伝わらなければ、消滅し、新たな天才の出現を待たねばならない。天才は神が人類に送った救済者なのだ。
我々は一日も早く、それを理解する知を持たなければならない。

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