「信仰をもとうとする人へ」 格言-134
『人類が神を天界からこの地上に呼び出したのは、友が居ないからだ。人が人を信用できたなら、神はこの世に降臨することは無かった』
人間が互いに人間を信頼出来たらな、不安も争いもなかった筈。だまされたり、争ったり、裏切られたりしなかったら、人は人を信用し、仲良く楽しく暮らせただろう。
それに私利私欲を平等利益に書き換えられていたなら、人類は早期にユートピアをこの地上に設立していたであろう。ましてや神の力を借りることもなく、自力で天国を建設できたのである。
ところが相互理解を失った人類は仲介役として神を要請し、形式だけの和解をつくった。それが信仰である。
人間一人一人が神とすれば、神を呼び出す必要はなかったのである。