セラピストの格言-27
『常識は人を凡庸化し、道徳は人を檻に入れ、倫理は人を神にし、そして宗教は人を地獄に落とす』
常識を持つと、人は考えない人間になる。
皆がそうしているから、それについて疑問も問いも無く、唯無意識的に踏み行うだけなので、
改革も革新も、進歩もないから、成長がない。
そして道徳は人を、何々すべきだと、ねばならない世界に閉じ込める。
倫理は、善行に従わせる神の声となり、
それに従う人は神の下部となり、その功労は、人を神へと昇格させる。
そして人は宗教の世界に入り、
いつしかその万能感は慈悲を忘れ、人を裁く審判になり、悪魔となってしまう。