「明日の地球を慮る人へ」 格言-165

『地球は病んでいる。人類も病んでいる。生物は生きている。そして自然は壊れていく』
地球は既に平均気温1.5℃を超え、気候が元に戻れない所にまで至り、回復の見込みはない。人間でいえば、もう手遅れ状態である。そしてそこまで地球を痛めつけたのは文明をつくり、破壊し続けてきた人類である。
人も又病んでいる。生きようとして、全うに生きているのは生物だけである。自分の生きる場所と役割の分を弁えているのは。
壊れた自然は戻らない。そこに無機物の建物を建て、自然の生物を排除したから、もう生物とその生命の営みは失われてしまった。
何処にも生きていく場所は無くなるであろう。共存共栄は死語になってしまった。