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「自分は不幸だと思う人へ」 格言-127

『不幸に追いやられた人は、絶望の中で幸福を希求することを放棄し、幸と不幸の相対性から解放されて、絶対安心へと導かれる


人間が不幸なのは、幸福を想い描くから、それと現実の比較により、叶わぬ時、不幸を味わうのである。人には、又人生に幸も不幸もなく、唯あるのは、時が流れ、現象が眼の前を通り過ぎて行ったことだけ。

人が願望や理想を描かなければ、幸も不幸もないのだが、人はいつも未来に自分の理想的世界を投影し、それに同一化しつつ生きていく。その理想の世界が現れなかった時、人は不幸のドン底に落とされる。

至極当たり前の話だが、人はいつも時空を超えた世界を想い描きながら、現在を見過ごして生きていない。

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