「学びたい人へ」 格言-85
『学問を学ぶとは、理論や公式を憶えて理解することではなく、事象の発起人である真理に触れることである』
学ぶとは、勉強することとは全く次元の違う行いである。学校でしていることは勉強である。
それは兎も角記憶すること、そして公式を使いこなすことで、決して思考することではない。
世界の中で起こる事象に対して何故と問いかけ、その成り立ちと仕組・法則を発見することが思考であり、その思考により、森羅万象の因にある「それ」に触れることが、学ぶである。その学ぶ対象は宇宙である。
人類は宇宙と対話し、学ぶことで進化してきたのである。それを最も端的に物語るのが、古代文明の遺跡たちである。