「時代に絶望した人へ」 格言-83
『人は文明と進歩に依って快適を手にしたが、同時に快楽を失った』
人類は産業革命以後それは、18世紀後半イギリスに始まった。工業製品や交通手段の劇的な変貌により、生活スタイルが快適さとスピードアップにより劇変した。
文明は一挙に大量消費構造社会をつくり、消費者という物や自然を破壊して浪費して喰いつぶしていく怪獣をつくり上げた。その代償として人は、人間として生きる本来の喜びである快楽を失った。
すべては、物がもたらす楽と心地良さだけに、人間の生活スタイルは変えられたのである。