セラピストの格言-16
『寿命が長いか短いかは、することがあるかないかで決める』
人の寿命は、生殺与奪の権を持っている神が握っているかのように考えるが、
生物学的「生命」と、存在論的意味としての「生命」の二つを持っているから、二つあるのである。
生物学的生命は、存在論的生きている意味の生命が支えているのである。
人は生きる意味を失ったり、存在しなければ、それは既に後者の生命を失っているのである。
人が生きるとは、生まれて来た訳と、生きる意味を見出した時、人は何をしている。
そしてそれをやり続けるのである。
それが寿命を決めている。