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「人間になりたい人へ」 格言-182

『人は言葉をしゃべる人の形をした得体の知れない、触れることも、理解することも出来ない妖怪である


人が人として存在し得る条件は、言葉をしゃべり、それが会話として、コミュニケーション出来ていること。即ち言葉が通じる事に外ならない。共通言語において、通訳を置かずに会話して、話の内容が伝わり、理解されたり、意味を共有し、共感なり、同意なり反対といった相互理解を伴った対語が成立して、初めて人間同志といえる。

相互伝達が動物のそれと人間のコミュニケーションの違いは、動物は、生存と生殖につながる情報だけに限られるが、人の場合、それよりも生きる事もさることながら、どう生きて行くか、どう考え、どう思っているかの、生存とは関りの無い情報交換を主とする。それは生存よりも生き方に重きを置くのが人間だからである。

生存するために生きているのではなく、意義を求めて生きる、生き方を形づくるために生きているとこの違いがある。その差異がなければ、人は唯の妖怪でしかなくなる。

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