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「AIと訣別したい人へ」 格言-178

『人間社会を支え進化させたのは、怒りと不安である。それがAIに替われば、進化は止まり、合理的発達社会という無機質な構造物だけが増殖する巨大化した社会だけが出来上がる


人間とは何か。知性だけが人間なら、PCだけが社会に存在すれば事足りる。人間ありきの社会が、単なる機械製産する物の消費者生物に成り下がる。生命は経済の消耗品であり、PCの従属品になる。

一人一人の個性は単なるAIからみれば一つのカテゴリーでしかなく、消費者の分類に役立つ一形式であり、情報でしかない。

そこに感情も情緒も感性も芸術の美もなく、一傾向でしかなくなる。人の好みの差異でしか把えず、人間一人の尊厳は失われ、集団として取り扱われて、社会の中で消耗されていくだけのデータになる。

そこに生命の概念は必要ないからである。

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