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ブログ  精神分析家の徒然草 

《 パラダイム シフト 》徒然草-171

四季折々の彩りと食べ物や、空気の変化を感じながら生きて来た日本人として、10月半ばを過ぎても夏物の衣替えを終わってない事に、愕然とする。秋の気配はほとんど感じられず、今尚気温計は26℃を指している。暦は秋でも、現実は残暑の夏である。

季節の変わり目もなく、突然冬になってしまうようなこの国は日本ではなく、亜熱帯地域へと変貌してしまった。これからは自然と共に生きるのではなく、自然と袂を分ち各々で生きていくことになる。



もう既に状況はそうなっている。夏、昼間働くことも、外出することもなくなり、昼夜逆転の生活スタイルになるであろう。40℃を超える白昼は屋内に居て、夜行動するサマータイムライフが生まれるであろう。

変わらないものはないが、地球の変貌に、人類はついていけるのだろうか。

これからの人類のテーマは、地球との共存共栄である。今までは、国と国、民族と民族の共存と共栄による平和がテーマだったが、これから先の未来にあるのは、地球とどれだけ仲良くし、共存していけるかどうかを模索し、それを実行し、放棄していくかでる。



これまで人類は、個の確立と幸福を目指し、愛と平和の実行に向かって営為努力してきたが、それはもう捨てて、人類と地球存続のために出来ることを、これからは方針とし、人類一丸となってそれに向かって進むべく、方向転換しなければならない時を迎えてしまった。

ダイナミックなパラダイムシフトが、今求められている。これに人々は気付かなければならない。危機はもうそこまで来ている。気付け! 目覚めよ! 行動せよ! 未来のためにと云いたい。

今こそ精神科学の出番である。意義を変えるには、心と精神のパラダイムを変換しなければならない。今直ぐに。

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