「不幸な人へ」 格言-146
『人間の唯一の救いは、不幸を試練と換言できることである』
人類としては、一向滅亡に向かって歩んでいるが、それでも救いがあるとすれば、今の文明が自然を地球を破壊し、その後に訪れる状況を、人類が進化するための試練だったと言える時、人類は新たに進化して新・人類を築けるのである。
文明という技術と科学の進歩が人類に供与したのは、速さと快適さだけであった。それが生きていく上で、全く必要のない事で、もっと大事な事があると気付いた時、新の人類の成長と進歩があるのだ。
それは自然の声をきき、自然と共に生きる知こそ、人類が手にしなければならない三種の神器だったのだ。