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「人間の尊厳を求める人へ」 格言-139

『人類が存続した証拠と誇りは、祈りと美を形にした事である。しかし、残念ながら、それを自らの手で葬り去ろうとしている。それは、AIに頼り、自らの脳による思考を放棄したからである


思考と発想、閃きと創造意欲をAIに委ねて楽をしようとしたら、人間は知を失い、唯の生物になってしまう。人は「考える美」であるから、美を創造しなくなったら、唯の動物で、人類という種を保存している一体系でしかなくなる。

この地球上の歴史として刻み込む特化すべき事項がなくなるからである。自然の美に太刀打ちできないにしても、それ成りに人間は美を創造し、剰え神を招来した。自然に対して畏敬の念を持ち、儀式と神殿をつくった。それは動物界には絶対になかったことである。

しかし、その尊厳を失い、人間を止めようとしている。それがAIに頼ることから始まる。

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