「共感したい人へ」 格言-137
『人類が唯一例外なく誰もが共感できることは、戦争における殺戮の悲惨さと恐怖である』
人間は学習する生物というが、殺戮の本能しか持たない猛獣のようにしか見えない。その野獣性を隠すかのように幾多の芸術家や天才が現れたが、聖者も天才も猛獣の脳を洗脳して人間の脳に組み換えることは出来なかった。
すでに過去形で語るしかないほど、人間は理性も知性も失い、殺戮の本能しか持たない怪物になってしまっている。
救世主は何人も現れたが、恐竜のように人類もまた、自然の力によって強制的にその幕が閉じられるのであろう。その道しか見えない。
救いがあるとすれば、同時に複数の聖者がこの地上に輩出される以外にない。その時世界中の人々が大合唱する「目覚めよと呼ぶ声がきこえる!」と。