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Client Voice 002

【 60代 女性 】

私はセラピーと講座を受ける事で、日常生活が変わりました。変わった事は、たくさんありますが、一番変わった事は、楽になったという事です。
自分の感覚や欲求に蓋をして、親を困らせる事無く「良い子」で育ってきたせいか、親の目、世間の目ばかりが気になり、道徳、倫理、宗教という事を物差しにして生きてきました。いつも疲れているし、心の中は、不満ばかりです。

セラピーで愚痴を言った時でしょうか。先生は「すればいいんです」「ただ、する!」と言いました。半信半疑でしたが、私は「嫌だなァ」「めんどうだなァ…」と億劫に感じる度に「ただ、する!」「ただ、する!」と呪文のように心の中で唱えながら取りかかり唱えながら体を動かしていました。そこに感情は、いらないのです。掃除も、ご飯の用意も草むしりも。散歩さえも億劫です。

でも、何故だか、体を動かす事が、何かをするという事が、「ただ、すればいい」と思うだけで変わってきたのです。気が楽なのです。料理に、愛情をこめなくてもいいのですから。出来る事を出来る分だけ、ただ、する。
そして、気付いたら、掃除をすれば気持ちがいいし、料理は結構、楽しいし、草むしりは没頭できる、に変わっていました。仕事先でも、ちょっと辛い作業は「ただ、する」と心の中で唱えているせいか「前向きだよね」と言われ、ビックリです。
本当に、自分に正直に前向きになるのが目標です。

 

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