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「怒りの人へ」 格言-65

『怒りは気高く、破壊は愚かで、恨みや憎しみは見るも無残な意味の地獄である


怒りは真理に背くものへの否定であって、新しい意味の創造である。我が裡に真理の言語がない限り、世界を人を言語化し、それを比較参照した時の差異を見出すことが出来ない。その差異こそ怒りの根源である。

恨み、憎悪は、最悪の意味を創り出し、他者を完膚無きまでにその主体を殲滅する、阿鼻叫喚地獄をもたらすしかない、比較参照項である。

 

 

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