セラピストの格言-34
『体は嘘をつかない』
口は嘘をつく。脳が文章を作成するから、自由に好き勝手に書く。現象や知覚を言語化する作業は脳の仕事だから、その変換は、思考の恣意で、文章作成の統一されたソフトプログラムは存在しない。
皆、自らが文章作成ソフトを持っていて、それは誰とも一致しない。しかし、体はその文章作成ソフトの脳を経由しないで、自律神経の許にコントロールされているから、刺激に対して直結した症状で表す。
これを嘘つかないと言うのである。
体は正しく組織体の機能において、反応して体に症状として顕す。人は心で嘘をつき、体で自白するのである。