セラピストの格言-31
『普通の幸せとは、家族仲が良く、皆健康で、一寸贅沢ができる家庭の中に居ること』
そもそも普通という言葉の定義は出来ない。最も曖昧な言語である。両極端の中央という図式定義はできても、それが言葉にすれば、何なのか判らない。
美味しい、まずい、普通という、この普通の味とは何か。判らない。
そのように、幸せにおいても普通の幸せを考えた時、これは明確である。
人間の生活は、三つしかない。一つは家族単位のグループが穏やかで争いがないこと、即ち仲が良い。そして生命の営みの健康が基本、それに、生活の豊かさが求められる。それが一寸贅沢である。
こうして三つの指標において、普通の家族のしあわせがみえてくる。この三つが揃うことが、実は稀で、奇跡なのである。