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セラピストの格言-18

『人間は二種類しか存在しない。幸せになりたい人と不幸になりたい人である


人間、一見多様な存在様相を呈しているかのように見えるが、実は、この二種類しか存在しない。

それは何故か、畢竟人生は、幸か不幸かしかないのである。普通の人生は定義できないために、人と比べて幸か不幸か二分してしまう。ならば人は必ず幸せを求める心しかないと想われるだろうが、精神分析的には、マゾヒズムの定義があり、それは苦の中に快を見出す構造であるという。それに従えば、「苦」こそその人の幸せになる。

その苦は、艱難辛苦、臥薪嘗胆、波瀾万丈、逆境といった人生への抵抗のさ中に生きている実感を持つ人は、決して幸せという、安穏な人生や退屈な平和を良しとしない。

 

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